Diary

2021.06.21

心配ごとの9割は起こらない

昨夜ふと自分の爪を見たら、なんだか横に凹んでいる部分を発見。調べてみると、過度のストレスを感じたとき、爪は一時的に爪を作る働きが弱くなるためこうした凹んだ線が出るらしい。考えれば、半月ほど前、心配事があって心落ち着かぬ日々でした。考えれば考えるほど悪い方に悪い方に考えてしまって落ち着かず。でも家では強気な母で、子供たちには何も変わらず普通を装っていたのですが・・・体って本当に正直ですね。
さらにその頃、なぜか左目に疲れを感じて(目はとても強くて長年PC作業をしていても、全く視力も落ちず不調も感じない部分なのですが)珍しく眼科に行ったのでした。(結果、ギャグかなと思うぐらい声のキーが高い先生で、ハイボイスに診断が聞こえなくて、さらに疲れ目でなくなぜか抗生物質入りの目薬出されて終わりました。)眼科はあまり解決にならなかったのですが、眼科の後、たまたま立ち寄った書店で目に留まった本がありました。
その本と見つめ合うこと一分。そして、何かを感じて、ぱらぱらっとも見ずにそのままレジに。(石橋を叩いてわたる方なので、こんなことはあまりないことです。)ベストセラーだったようですが、恥ずかしながら全く知らず、文庫化され本のようです。小さくて携帯もしやすいサイズがまたいいのです。
『心配ごとの9割は起こらない』。中には禅の教えに通ずる心の拠り所になる大事な言葉がたくさん。一通り読んで、今はカバーに包まれながらリビングに置いてますが、読まなくても再び心配事が出てきたら読めばいいと思える、その存在の大きさに驚かされます。
今思うと、目の不調は、本を見つけるためにあったのかなと思ったりして。全く違うことでも、すべては関連し合っているのかもしれませんね。「心配ごとの9割は起こらない」ようなので、大丈夫。意外にも体には心よりストレスが影響するようです。
2021.06.13

六月。この時期こんなに忙しかったかなと思うぐらい、ここ最近やることに追われています。夏のうちに、オンラインストアをリニューアルしようと動いていること、そして、新規で取り扱いを考えているモノへの準備、あと、冬に向けての発注がまだ全て終わっていないこともあって、頭がゴッチャゴチャなのです。だから今日は休日だけど、子供たちが行きたいという商業施設に全く行く気がしなくて、雨だけど近くの駅で一人降ろしてもらいカフェを探してそこで過ごそうかと考えたり…( いやいや、でも 食材の買い物しなきゃだめだ…)家事も中途半端だし夫に子どもたちを任せて家に留守番して色々片付けようかと考えたり… ( いやいや、家にいたらリフレッシュできないか…)なかなかその考えもまとまらず。あっという間に出発時間になってしまいました。
「ああ、どうしよう」と思いながら、とりあえず外出の用意をいて車に乗ってみたのですが、車窓の景色を見ているうちに商業施設近くになり(その間30分もあるのですが)もうここまで来たのならと、結局、商業施設内にあるスタバで少しの間、一人過ごさせてもらうことになりました(実はこういうことは初めてです)
朝に珈琲を飲む習慣がないので、ドリップコーヒーをオーダーするも口が慣れず、さらに集中するために一番奥の席に座ったので目の前 壁しかなく(スタバ自体も千葉の時はよく言っていたのですが、山梨は初で実に3年ぶりぐらい)席について10分くらいはなかなか気持ちが落ち着かなかったのですが、ノートに「これからするべきこと」を少しづつ書き出し、「今日すべきこと」、「明日やること」など書いているうちに、心がすっきりしてきました。やはり「見える化」ってとても大事ですね。 さらに店員さんがやさしくて、COFFEE PASSSPORTというものをいただいたりと(何も期待していなかったのに)プラスアルファの幸せまでいただきました。
家には、仕事の道具も揃っているし、このあたりは街ではなく、ぱっと一人歩いてカフェにというわけにもいかない。ただ、家の中は悪いこともないけれど、いいこともさほど起こらず平坦。人混みには行きにくい時ですが、気分がのらないときはいろいろ放ったらかしにしても、外に出ることが大事なのかもしれないなと思いました。 自分を心地よくする術を考えて、でも考えすぎずに、いつもと違う場所に自分を置いてみる!というのも手ですね。

2021.05.25

何か新たなものへ

下の息子がようやく小学生になりました!でも、一年生の男児というのはまだまだ幼くて(下の子だから余計思うのか)、本人も新しい場所になじむのに大変だろうしと出発時間も、時間割も、提出物など、明日の持ち物も全て母が主となり動いてしまい、とにかく4月は気があっち行ったりこっち行ったり(娘が小一の時はそんなこと思わなかったような、、、忘れただけかなぁ)。5月からは、学童という放課後クラブに息子を預けることになり、再び言われた新しい持ち物を買い揃え(防災ずきんはこれまで娘も合わせて何枚買いなおしているだろう)、娘の部活も大会や練習試合が続き送り迎えや観戦で、なんだかそわそわした春を迎えていました。靴下は秋冬と比べると落ち着いた時期なのですが逆に「この時期にこそすべきこと」という課題がたくさんあり、でも、一番予期せず困るのが若い頃には考えもしなかった不調というものがポツポツ日々現れ出すこと!(めまいは落ち着きましたが、今度は上腕が痛くなり、いろいろ不調が変化します)一日何も考えずゆっくりして寝れば治るのかもしれませんが、とにかくじっとしていられない性分の私。時間の余裕あれば、掃除や庭仕事などしたいことが次々出てきてしまいます。

ただ、そんな毎日でも元気にすごせている訳は・・・きっと「何か新たなものにトライすること」が出来ているからかなと思います。未来を見据えて、新たなことへチャレンジする、それがとってもとっても小さな「あたらしいもの」だったとしても、それが一週間後には「ボツになるもの」だったとしても、昨日とは違う何かにトライすることが、日々の時間を豊かなにさせてくれる。さらにその事が、誰かを喜ばせることに繋がっていると確信が持てたときワクワクさったらありません。

とにかく「今日は少し動けた」ということがひとつでもあると、今日という日に感謝できる。過ごせてよかった、と満足できる。ぼーっと休むことは出来ないけれど、体の休息は、心の充足と繋がっているのだなと思う今日この頃です。

道
2021.01.25

これっと決めなくても、たどり着く?

お風呂に浸かりながら、なぜか就職活動の頃の自分を思い出していました。採用枠が少ないのに学生の数が多い就職氷河期といわれる年で、「5業界に資料請求をせよ」と就職部から言われたまま、行きたくもない業界にも資料請求をしていた頃。ある服飾大手のメーカーでの集団面接で「あなたはなぜ我が社に就職したいのですか?」と尋ねられ、洋服メーカーに特に思い入れがあったわけでもない私は、当たり前にうまく答えられず言葉に詰まりました。(本当になぜこの場に来たのかと恥ずかしく、その時の空気を今でも鮮明に覚えています)。その後、自分が好きな食の分野の会社に進みましたが、今はどちらかというと、服飾よりの仕事をしている・・・学生の時には思いもよらなかったことで、そう考えると不思議な気持ちになります。

何かこれからの仕事を考えるとき、人は「私はこの道に進む」ときっちり決めたくなるけれど、その一番最後を決めなくても小さなことでも一番身近な「したいこと」に向かって進んでいけば、自ずと無事自分の道に進んでいくのでは?! 今の時代、人は日々の情報量が多すぎて、そこで見たもの、聞いたもので日々思考がどんどん変わっていくから、1分前の自分はすでに過去。若い時から「将来の夢は◯◯です」って、その道でずっと進んでいけたら達成するスピードもはやくて一番ですが、もし今決められなくても焦らなくていいのだと(若い頃の自分に伝えたくなる)思います。日々の目標を定めて、今年したいことを明確に一生懸命生きていれば、自ずと自分の未来は狭まってそこで固まる。それがもしかしたら、自分の進むべき道なのかもと未だまだ発展途上の私を見て思うのでした。

2021.01.19

cookie

今まで嫌いだったのに、あることがきっかけで突然好きになることってあるのですね。
年末、私の持つ2つの概念?が急に変わりました(自分でもびっくり)。 その一つが「クッキー」。

実は私、昔からクッキーが苦手。なぜか、それはモゴモゴして口中の水分を奪い、歯に詰まる感じがするからで、水分があるチーズケーキが大好きです。(これは余談ですが)でも昨年末、スタッフが買ってきてくれたクッキーを食べた瞬間、急に私の中のクッキー概念に変化が!!
「クッキーってこんなに美味しんだ!」と、初めて思ったのです。このことは私にはすごく衝撃的なこと(何せ、この歳になるまでほぼ手に取ってこなかったし作りもしなかったので)無視同然だった可哀想なクッキーの存在にムクムクっと興味が湧いてきました。

そしてそれと別に、ずっと考えていることがあり、、、それはグリュックントグーテのonline storeでお買い物してくださるお客様のことなのですが、ご購入くださる方が不思議と本当に良い方ばかりで(可能ならばお一人お一人と対談したいぐらい)、さらにはリピートくださる方も多く、いつもご注文くださるとき、何か気持ちとなるものを同封できないかなとずーっと考えていました。ただ、大きいとネコポスなどサイズに限界がある場合入らなくなるし、小さくて軽いもの。そして、何よりも同封されていたら喜ばれるもの・・・うーん、何だろうって思っていました。

それが年末、クッキーへの想いが急に変わったことで、この2つが頭の中でガチッとタッグを組んだのです。今考えているのは、クッキーは販売用ではなく、喜んでいただきたいという想いだけの+1(プラスワン)クッキーであるということ。「思い立ったら吉日」ということで、年始から週末。クッキーの試作をしています。理想の味はあるのですが、元クッキー嫌いの私なので「美味しい!」と思えるものはちょっとやそっとでは作れないはず。まずは100回試作して、そこから何か見えたら、何をどうするか決めようと思っています。(長らく時間がかかりそうです)忘れた頃にできるかもですが・・・2021年は柔軟に、いろいろなことにチャレンジしていこうと思います。

お家時間が増えて、お菓子作りされている方も多いかな思います。何作ろうかなから始まり、ちょっとしたのクラブ活動のようですよね。息子が興味津々で参加してくるので、自分のペースをまんまと崩されますが、どうにかこうにか、まずは100回続けてみようと思います。

2021.01.05

新年あけましておめでとうございます。
今日も晴れて明るい空が広がっています。

世の中は「風の時代」に入ったそうですね!(今朝はじめて聞いたのですが)いろんな時代を生き抜くということは、変化に柔軟になることなんだろうなぁと思います。私は幼い時から父が転勤族だったため、その地に馴染んだかなと思ったら、次の場所と移動を余儀なくされて育ちました。なので小学校は1回、中学校は2回、その後も引越しは続き、生まれてからこれまで13回ぐらい引越したような…。どこが生まれ育った地なのかがはっきりせず、出身地も幼なじみという存在もなく寂しいときもありましたが、今となっては今後を生き抜くための勉強をさせられていたのかなと最近つくづく思います。ただ、どんな時代も一定ということはなく、山あり谷ありの日々、これからもあまり世の中の動きに捉われず、自分らしく思い悩まずに(ストレスが一番だめですね)進んでいけばいいのかなと思います。そして、「悪いことも良いことも全てに意味がある」と捉えて、悪いことがあっても落ち込まなず、考えすぎず、前を向いて上を向いて一歩一歩進んでいけたらと思っています。

グリュックントグーテとしては、一人で始めて未完成の部分がまだまだたくさんあるので、働いてくれるスタッフも楽しくなるような場所にしていきたい、今後に向けて体制を整えつつ、もっと心地よく履いていただけるもの、喜んでいただけるもの、楽しんでいただけるもの、笑顔になっていただけるものをつくるために努力していこうと思っています。実際に「できました!」ってお伝えできることを夢見て。

空に広がる羽ばたく鳥のような雲。どこでも自由に思うがまま生きれる世界が早く戻ってきますように。マスクを外して皆で食事を囲める穏やかな日が早くきますように。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。