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重ね履きについて
冷えとり対策として、靴下の重ね履きが注目を集めています。
冷え性改善が期待出来る重ね履き。こちらでは足先の冷えと、重ね履き注意点、よい理由などをご紹介いたします。
[なぜ足が冷えるのか?]
足先の冷えは、どれだけ暖かい格好をしても改善しないという方は多いのではないでしょうか。
もともと心臓から一番遠くにある足は人の体の中でも冷えやすい部分です。人の体温は血液循環によって調整されています。しかし、ストレスや偏食、不規則なライフスタイルなどで血液循環が悪くなると、心臓や肝臓、肺など生命活動に必要な働きを担っている内臓に優先して血液が運ばれます。その為、足先に十分な血液が運ばれず、冷えてしまうのです。
[重ね履きの注意点]
靴下の重ね履きをすることで、足先を温め、血流がよくなり、健康面や美容面に様々なメリットがあります。しかし、間違った重ね履きは逆効果です。一般用の靴下は足を締め付け、血液の流れが悪くなり冷え性を悪化させる要因になるので注意しましょう。また、速乾性や吸汗性がないと、汗によって足が冷えたり、蒸れて水虫の原因になります。
[シルク靴下が重ね履きによい理由]
重ね履きには締め付けがない天然素材の靴下を選びましょう。おすすめはシルク靴下です。
シルクは生きた繊維とも呼ばれ、吸湿性や放湿性に優れています。これはシルクの原料である繭に、蚕が身を守る為に必要な特性が備わっているからです。暑い夏は熱を放出し、冬は保湿して寒さから身を守り、呼吸で取り込んだ老廃物を排出するなど様々な役割を担っています。吸湿性(吸毒性)や保湿性、放湿性、老廃物の排出(排毒性)など繭に備わっている特性を持つシルク。重ね履きによい素材であることにも納得がいきます。
グリュックントグーテでは、国産・天然素材にこだわり、シルク100%の糸で編み上げた靴下を製作しています。中でも外側がコットン100%、肌に当たる内側がシルク100%で編みあげたパイル編みの五本指靴下は、足の肌着として足先の冷えで悩まれている方におすすめです。「絹綿二層靴下」や「素材と色+」など合わせていただける靴下はたくさんありますので、お好みの靴下をお選びいただけたらうれしいです。