Diary

2020.12.30

2020

今年も1年ありがとうございました。
2020年、初日の出を見に早朝に起きて出かけてから一年。オリンピックイヤーでどんな輝かしい一年になるのかなと思っていたらこんな大変な年になるなんて!一時はどうしたらいいのか、不安と恐怖でいっぱいになりましたが、未来が見えないのならば、今この時をとにかく一生懸命過ごそうと思った一年でした。特に靴下は秋冬がシーズンなので、「自分が倒れたら終わり」という意識が強く働いて、休みなしのスケジュールを見ながら、9月からはなお一層子供たちの体調管理と自身の体調管理を意識するようになりました。まずは夜の残業を減らし23時には寝るように、そしてその分朝早く目覚めて、保育園の往復で毎日30分歩くことを意識。それは、オンラインヨガをしていたにもかかわらず、オーバーワーク気味だったのが原因か9月に急に腰に激痛が走り「このままではダメ、生活習慣を改めよ」との体から大きな宣告があったことが大きく影響しています。

でも、後になって考えると、良い事ばかりの人生より辛い経験がある人生の方が、人は成長するきっかけを与えられて、自然と壁を超えられるのかもしれませんよね。悪いことに目を向ければ辛すぎますが、悪いことあれば同じぐらい良いこともあるはずで、谷があれば山がある、雨が降るからこそ虹が出る(おっと止まらない)。ただ気を張り続け緊張状態で過ごしすぎて、時に疲労困憊で栄養剤を飲む時もしばしばありましたが、ご愛用くださるみなさまからの嬉しいお声や、やさしいお言葉で、日々たくさんの勇気をいただき12月まで元気に過ごすことができました。
onlineでお選びくださるお客様の存在、企画展に足を運んでくださるお客様の存在、大切に靴下をお取り扱いしてくださるお店、店主の皆さまの存在、そして製作してくださる工場の方の存在、すべての方の存在があったからこそ乗り来られたと思います。深く感謝しています。

今年もご愛用いただき本当にありがとうございました。すでに今年の反省も含め、来年に向けて課題山積みですが、もっともっと喜んでいただけるものがご提案できるよう気を引き締めて頑張りたいと思います。

寒くなりますのでお身体に気をつけて、楽しく穏やかな年末年始をお過ごしくださいませ。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

グリュックントグーテ 辺牟木ちさと