|シルクの洗濯方法|

肌触りが抜群のシルク天然素材の中でも特別な存在です。そんなシルクは家庭ではお手入れが難しいと思われがちですが、コツを掴むことで自宅でも簡単にお手入れすることが出来ます。

自然にやさしい洗剤を

シルクを洗濯する際は専用洗剤が一番ですが、中性洗剤でも代用することが可能です。ただし漂白剤は、化学薬品によって色を白くさせるものですので、色落ちを早める原因になります。また柔軟剤は衣類に界面活性剤を付着することで柔軟効果をもたらすものなので、素材が持つ吸湿性、吸水性、放湿性を損なうことになります。天然素材の良さを生かすためにも、ご使用は避けて頂きたいです。

海への洗剤

↑私が今使っているのが、「海へ」の洗濯洗剤。自然食品のお店ですすめられて使い始めました。価格は安くはありませんが、1回のお洗濯で使う洗剤は、わずかスプーン1杯の5mlなのでこれ1本で100回できる計算に。綿もシルクもウールも大丈夫なので、天然素材の味方です。ラベンダーの天然精油の香りもお気に入り。排水後もほとんどが24時間で生分解されます。

常温の水道水か、ぬるま湯で洗う

水温が熱すぎても冷たすぎても生地が傷んでしまうため、常温の水道水やぬるま湯を使用し、洗剤が十分に行き渡るように振り洗いか軽く押し洗いをします。汚れがひどい場合には、汚れている部分に直接洗剤をつけてたたくように洗います。シルクは濡れた状態になると極端にデリケートになるので、もみ洗い等をしないよう注意が必要です。

また、洗濯機で洗う場合には必ずネットをご使用ください。そして、すすぎも常温の水道水またはぬるま湯で何度か水を入れ換え、洗剤を十分に洗い落としてください。

自然乾燥をする

すすぎ後は、軽くタオルドライをして形を整えて陰干しします。シルクは、直射日光をあてると黄色く変色します(蚕を守るため、繭(シルク)自体が紫外線を吸収する働きがあるためです)。また乾燥機を使用すると変形や毛羽立ちの原因となりますので、ご注意ください。

天然素材は自然から生まれたものなので、人工的に作り上げた化繊と比べると強度は劣ります。でも少し手を加えて頂くだけで長くご使用頂けます。シルクはとても繊細な部分もありますが、日常づかい出来る繊維です。あまり難しく考えず、日々の暮らしに取り入れて頂けたら幸いです。

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