News
2026.03.03
世界から届く「問い」に、私たちが今できること。
ここ最近、ルーマニアやニュージーランド、ノルウェーなど、海外のお客様から立て続けに、ひとつの本質的な問いをいただいています。
「裏糸(伸縮糸)まで、すべて自然素材にできませんか。」
この小さなブランドをどうやって知っていただいたのか、その出逢いだけでも本当に奇跡のようですが、日本ではあまり耳にすることのないこのリクエストは、素材と身体との関係を、あらためて考えさせてくれるものでした。靴下の形状や伸縮に欠かせないポリエステル・ポリウレタン(under thread)。私自身も、ずっと心に引っかかっていた部分です。これまでは、構造での工夫を重ねてきました。肌に触れる部分はすべて天然素材で覆い、伸縮糸は直接あたらないその裏側へ(内側パイル構造)。もしくは、伸縮糸をあえて外側に配置し、肌への接触をできる限り抑える設計へ。それが、今の私たちのかたちです。
けれど、「裏糸まで自然素材」という理想。それが実現できるのかどうかは、まだわかりません。
それでも今、その可能性に向き合う挑戦を始めています。
答えの見えない旅のような開発ですが、その途中経過も、少しずつお伝えしていけたらと思います。