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グリュックントグーテの冬の定番のひとつである「絹ウール二層靴下」。

機械の老朽化により継続が難しい状況となっておりましたが、
昨年より新しい機械でも作れるかもしれないという僅かな可能性の中で、再現を試みてまいりました。
二重構造のこの靴下は、編み工程が複雑で時間が通常の時間の倍以上かかるため、
生産効率が悪く、工場でも正直「できれば作りたくない靴下」です。
それでも継続を希望する想いに応えてくださり、技術者の方々が幾度も調整を重ね、ようやくこれまでと変わらない二層靴下が出来上がりました。

ただ、原材料の高騰により、これまで使用していた〈絹紡糸〉のシルクが大幅に値上がりしていることから、内側のシルクを〈シルク紬糸〉へと変更しています。

シルク紬糸は、五本指靴下「足の肌着」シリーズにも使用している糸で、
より自然な風合いとやさしい肌あたりが特徴です。一枚履きではわずかにざらつきを感じる場合がありますが、
五本指靴下の上から重ねて履くと違いはほとんどなく、
シルクとしての吸湿・放湿・保温の働きはこれまでと変わりません。

シルク原料の高騰が続くなか、できる限りこれまでと同じ価格帯で今後も長くお届けしたいという想いから生まれた新仕様。旧仕様と変わらぬあたたかさで、冬の寒い時期に履いていただけたら幸いです。詳しくは Online storeの商品ページをご覧くださいませ。