diary

黒玉スイカ
2019.9.10

うまくいかない訳

これまでずっと一人体制でやってきたし
何とかなると思っていました。
でも、これからがシーズン。
仕事量が増えることを考えるとやはり限界を感じてしまいます。

一人だと報・連・相がない分、処理スピードも早く気楽な部分もありますが、
自分しか把握していないことの多さに気が抜けないのも事実。
まだ幼い子がいる私は、子供達の日々の体調管理も仕事のうち。
体調を崩せば、たちまち色んなことがストップするので
食事や栄養、睡眠の他、習い事、行事までもが頭に入ってきて
仕事とともに「しなければ」の項目として積み重なってきます。
こうなると、楽しいはずの仕事がだんだん義務的になってくる。

ダメダメ、それではダメ!ということで
夫婦話し合い、募集をかけてみることにしました。

でも待てど待てど来ない。おかしいな。
よくよく考えれば、人口密度が低いこの場所にまず仕事にきてくれる人がいるのだろうか。
さらにグリュクントグーテを知ってくださる方が何人いるのだろうか。
とっても考えが甘かったのです。

期待していたものがうまくいかないと、何でだろうと落ち込みますが
もしかしたら、うまくいってはいけない訳があるのかも…
実は8月にこんなことがあったのです。

ショールームをオープンする前の日のことです。
テーブルがなかなか決まらず、ようやくぎりぎり決めたテーブルが
前日に届く予定になっていました…が、お盆中ということで
業者の方が取り扱ってもらえず、急遽、配送できないという連絡が入りました。
明日からオープンするというのに、お茶を飲むテーブルが1つしかない。
ありえない出来事でした。

仕方なく、結婚当時からずっと食卓として使っていたテーブルを
下の階からあげてショールームに入れることにしました。
昔イギリズの図書館で使われていたというテーブルはとても頑丈で
山梨にきてからは、ダイニングテーブルではなく、下の部屋で
ルームシューズの作業台に使っていたのです。

作業台なので、テーブルの端っこにテーブルの幅ぐらいある
道具棚を置いていました。
ショールームにあげるべく棚をよけると、棚の下が埃とともに湿っぽく
木が変色しかけていることに気づきました。

それを見た瞬間、突然新しいテーブルがやってこなくなった理由がわかった気がしました。
長年使っていたテーブルが、山梨にきた途端そっぽを向いた主人に対して
このままでは僕はダメになってしまうと、テーブル自体が働きかけたのではないか、
生きているわけではないけれど、なんだかテーブルの仕業に思えてならない
不思議な出来事でした。

案の定、ショールームにあげて、マルセイユ石鹸できれいに擦りオイルを塗ると
テーブルは見違えるように美しく、スペースにマッチしました。
カフェにきてくださったお客様のほとんどが、そのテーブル席に座りました。

そのことがあってから、すんなり行かない時は、
何かが後ろで働きかけている場合がある、と思うようになりました。
いいように考えると、今 人がなかなか決まらない理由も何かあるのかもしれません。

よく考えると「なぜうまくいかないのだろう」と思っているのは自分の心だけ。
反対に考えると、実はうまくいっているのかもしれない。
物は考えようだなと思います。

とはいえ、刻々と時間が過ぎていくので心配になりますが、
やるべき努力はして、良い方との出会いを楽しみにしながら、
今すべきことを片付けていこうと思います。



*スタッフの募集要項はnewsのページをご覧ください。
やる気のある方、手先が器用な方、特技をお持ちの方、靴下が好きな方などなど
たくさんの方のご応募を心よりお待ちしております。


photo/
庭に黒玉スイカが転がっていました。
収穫時期遅く、お手入れもきちんとしてあげれなかったけれど、
見事にまん丸に成長してくれたことが愛おしく感じます。

着眼点No rain, no rainbow
2019.6.25

No Rain, No Rainbow


悪天候と思っていたら予期せぬ停電があり、急に仕事がストップ。
前回も夕食時に2時間ほど停電し、真っ暗で子どもは怖がるし、トイレにも行けないしで
大変な思いをしたので、またの自体に動揺しながらも
夕方という時間帯でなんとか復旧。
安堵したのも束の間、今度は窓を閉めても雨音が聞こえるぐらいの土砂降りの雨、
そして雷がゴロゴロし始めました。
稲妻から雷鳴の秒数を考えるとまだ遠くにいるだろうと思っていたのですが
次の瞬間「ピカッ ドドーン!!」と地が割れるような雷鳴。
雷雲は知らない間に真上にいたようです。

私は雷が苦手。心を落ち着けて発送準備をしようと
いつものようにお客様の納品書に手紙を書くことにしたのですが
停電の動揺と雷で、体から力が抜けず何だか変な字に…
こんな時、自分自身の弱さが明るみに出て本当に嫌になります。

でも、嵐のピークが過ぎたあと、
空にとても大きな虹がかかりました。
ここのところ よく虹が出るのですが
この時の虹は、自然とは思えないほど色濃く、
7色の色みがはっきり出て、ひときわ美しく感じました。


夏はオフシーズンなので、落ち着いている時なのですが、
今年は自宅横のショールームの準備や、秋冬の企画の修正、タグのデザインなど
「しなければならない」ということが多くて
さらに自分がジャッジしないと進まないことだらけなので頭はフル回転。
珈琲を飲んだり気持ちを休ませながらも時間はすぐ夕方になり、
終了チーン!の合図。母業の時間です。

でもこの時の虹のように、
大変さがないと私には永遠に虹がかからないのでは・・・
ザーザーぶりの雷雨のように、しんどさを乗り越えなければ
私の場合、次なる場所にいけないのかもしれません。

標語 そのままに
「痛みなくして得るものなし」

No Pain, No Gain
No Risk, No Fan
No Rain, No Rainbow

着眼点
2019.4.17

着眼点を変える


息子に夜読む本がなくなって
いつものように図書館に立ち寄り、絵本を借りて帰ろうとしたとき
平台に並ぶ、一冊の美術本に目が留まった。

今の自分の殻をもっともっと破れ
もっと面白いものにすべきだと
その本が語りかけてくる。 

視点を変えていく。
面白さをプラスする。

昨日の自分になかった新たな思いが
急にぐいぐいと私の頭を占領しだした。
何が大切かを定める
2019.3.1

何が大切かを定める


移住前。
自然がいい、景色がいい、水がいい
移り住む理由は沢山あったのですが、
なかなか住むべき場所を選びきれずにいました。

当時 まだ下の子が小さく、千葉からの車内ですでに
いやいやになっている子どもを連れての土地探しはハードで
いい場所を見つけても売ってもらえなかったり
何か難点が見つかったりして
はるばる来たものの何の進展もなく帰ることも多かったのです。

そんな私を見かねて、
宿泊したヒュッテのオーナーさんが大切なことを教えてくれました。

「何を一番大事にするか」
「これだけは外せないという何かをひとつ限定する」
それが大事なんだと。

その頃、私には思い描く理想の場所がありました。
湧き水が生活用水で、家は木々に囲まれた平地。
そして、何よりも自然を感じれる場所がいいと思っていたのです。
でもよくよく考えてみるとその近くに学校はあるのか?
これからの長い学生生活、子どもたちはどうやって通う?

そう、オーナーさんの言葉を聞いてはっとしました。
今、私が最優先すべきことは子供たちの環境だったと。

学校までバスがあるし、車で送り迎えも可能です。
でもわたしが子供の頃、田舎でいろんな発見をしながら小学校まで歩く道中が楽しかった。
だから移住しようと思ったのだったと。
私たちがいなくても、自由に友達と遊んだり行動できる場所となると、
それだけで場所がぐっと限定してきます。

私の理想には程遠くなりますが、これからの学生時代を考えると、
その条件はやっぱり外せない。 そう思ったら急に視界が急にひらけて、自ずと場所が絞られました。
その晩 私は全く寝つけませんでした。

今でもやはり窓枠すべて木という自然いっぱいの場所は正直憧れますが、
車で走ればすぐそこにあるし、子ども時代の自由さは大切。
だからこの場でよかったと今思っています。

昨日は久しぶりにオーナーさんにご挨拶に伺い、
娘さん夫婦が営むDILLさんでおいしいランチをいただきました。

寒くて冷たい雨。でも店内は大賑わい。
どんな天候でも、どんな場所でも
おいしくて素敵なものに人は集まるのですね。 人は、やはり会うべき人に会う。

山梨、北杜に来て半年。
これまでの出会いに感謝して
またこれからの出会いを楽しみに
日々過ごしていこうと思います。
 
心に春
2019.2.5

心に春


あっという間に2月 立春。

めずらしく年明けから節分まで心が晴れず、
しんどーい気持ちがずっと心を占領していたのですが、
ようやく もやもやな感情が抜けて行くのを感じます。
立春は運気が切り替わる日といいますから
暦の力が働いているのでしょうか。

前向きに考えるべきだと思っても
一度思い出すと、悪い方に考えてしまい、
自分の誤った考えや思い込みによって、
行動をストップさせられてしまって
全くよくない思考パターンが繰り返されます。

誰が正解で、誰が間違っているなんてわからないのに。

今は、人それぞれの個性が生きて
なんぼの世界だと思うのに。

心の病になりかけの1月。
しかも深い思い込みによって、自分を攻撃していたように感じます。
今考えると何でそこまで…と思いますが、
完璧でない自分を深く感じ取ってしまったのです。
かなり深く。
そう、完璧なわけがないのに! 笑

立春明けの今日、
娘の部屋にいったら、
2月のカレンダーの誕生日部分が
マーカーで塗られていました。
そうだ、それも準備しなければ!

色々考えている暇はありませんでした。

とりあえず、ひとつだけでいいから
今日できることをやってみる。

時間がないときは、
「電話する」だけとかでもいいのです。

たったそれだけでも
明日からの方向が変わってくると思います。



写真は全く関係ないのですが
見てほっこりできる戴きものの黒豆大福。
これを見るたび、塩をふりたくなる私です。

 

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